初主演映画 『MOONWALKER』part.1

來源：mjfcmoonwalk.com

S I D E　 S T O R I E S　ゲーム 『MOONWALKER』
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10月下旬公開予定の、皆さまお待ちかねのマイケル初主演映画 『ムーンウォーカー』 。 　その内容はベールに包まれ、どんな映画なのかと期待と不安（?）に心落ち着かぬ日々を送っている皆さま！ どこよりも早くそのベールの一部を剥ぎ取って、その内容をレポート致しましょう！ 　9月8日、幸運 （ホントに奇跡的な偶然の出会い・マイケルが導いてくれたとしか思えない） にもマイケルの 『ムーンウォーカー』 特別試写会に、東宝東和（株）名古屋支社様のご厚意で、一般人としてはもちろん 世界中のファンの誰よりも早く？ 『ムーンウォーカー』 の内容を知る名誉に恵まれたのです。 　その時点ではまだ映画が完成しておらず、わずか13分間の試写でしたが、その素晴らしかったこと！　早速その内容をできるだけ詳しくご報告致しましょう！ 　さぁ、『MOONWALKER』 のはじまりはじまり… 左から ：　プレスシート ， プレスパンフ ， 劇場販売用パンフ PRODUCERS（製作） 　フランク・ディレオ 　ジェリー・クレイマー 　デニス・ジョーンズ 　マイケル・ジャクソン DIRECTOR（監督） 　コリン・チルバース 　ジェリー・クレイマー SPECIAL EFFECTS（SFX） 　リック・ベイカー 　ジム・ブラッシュフィールド 　ウィル・ヴィントン CAST 　マイケル・ジャクソン 　ショーン・レノン 　ブランドン・アダムス 　ケリー・パーカー 　ジョー・ペッシ ‥‥　MOONWALKER 　‥‥ 13分 特別試写　シーン解説 夜空に輝く美しい星たち，青く澄んだ満月。 メルテンチックな街並み。 おとぎの国に出てくるような可愛い形の屋根の上に、3人の子供たちが座っています。 白人のやや年長の男の子（ショーン・レノン），黒人の小さなBoyジーク，そして可愛い女の子ケティ。 3人は、屋根の上から見下ろして “マイケル” を探しています。 悪人（?）に追われるマイケル。 紺地に白のたて縞のスーツ・腕には赤い腕章・帽子を押さえ必死で逃げるマイケルは、追い詰められてもう逃げ場がありません。 相手は、ロボコップを思わせるようなヘルメットを被った頑強な大勢の男たち。 その手にはマシンガンのような武器を持っています。 丸腰で華奢なマイケル、絶体絶命の大ピンチ！ その時、空に一筋の流れ星がキラリ☆ あっという間に銀色に輝くスーパーカーに変身したマイケルは、すごいジェット噴射を噴き出し、超高速で敵を蹴散らして危機を脱しました。 何とか逃げ延びたマイケルカー。 スーパーカーから人間に戻るマイケルの姿が、壁にシルエットで浮かびます。 ただ一人、ケティだけがそれを見てしまいました。 変身を終え、白いスーツ姿になって子供たちの待つ街角へ戻って来たマイケル。 子供たちに微笑を送り、ひなびた路地にある酒場のドアをゆっくりと開きました。 まばゆい光とスモーク！ その中へひとり入っていくマイケル。 酒場の中には、ギャング風の男たちと '30s風の衣装を装った女たちがたむろしています。 マイケルの登場で一瞬の静寂 　　 。 全ての視線がマイケルへ…。 入口に立ったままポケットからコインを取り出し、店の隅にあるジュークボックスへと親指でコインを弾くマイケル。 コインはスローモーションのようにゆっくり弧を描いて宙を舞い、ジュークボックスの中へ吸い込まれ…　流れてきた曲は "Smooth Criminal" 。 身なりを整え、ちょっとポーズをつけて帽子を少し下げ、踊りながら中央へ進み出るマイケル。 ギャング風の男たちを従えて踊るダンスのド迫力！　今まで観たこともない、まるでブレイクダンスとスネークダンスを合わせたような斬新なマジカルダンス！ （ひぇぇ～～っ もうたまらん！） "Smooth Criminal" の歌声が響きます。 （ほんっっとに、すげ――カッコイイの！） 小さな格子窓からそれを観て夢中になっている子供たち。 迫力満点のダンスシーン。 一心に踊るマイケル。 子供たちが、何者かの手によってさらわれて行ってしまいます。 酒場から出て来たマイケルに助けを求める男の子たち。 ケティが連れ去られた！　必死になってケティ救出に向かうマイケル！ 単身、敵地へ乗り込んだマイケル。 しかし見つかってしまい、サーチライトを当てられ、敵に取り囲まれてしまいます。 　「Michael, help me！」 ケティの、助けを求め泣き叫ぶ声。 ぎゅっと唇を噛むマイケル。 敵に連れられ、マイケルの前に引き出されたケティ。 「Michael～～！」 叫ぶケティを助けようと、敵の手を振りほどき飛び出そうとしたマイケル。 そこへ敵のボスが…。 ボスはマイケルの行く手を阻み、マイケルの顔をボカッと殴りつけ、さらに倒れたマイケルの腹を力まかせに思いっきり蹴り上げたのです。 （ぶゎっかも――ん！ なんてことすんダ！ ぎゃーっマイケルー） ケティの悲鳴の中、再び手をかけようとするボス。 その時、キラリッ☆ と光った流れ星。 　「リブ・ミー・アロ――ン！」 と叫ぶマイケル。 座り込み、両手で自分の顔を覆ってうずくまるマイケル。 マイケルの体が少しずつ巨大化していき、徐々に全身が銀色に染まって、ついにロボットに変身！ ロボットのお腹がパカッと開いて発射！　敵を次々に倒して行きます。 慌てて逃げ出したボスを、今度は宇宙戦闘機に変形して追うマイケル。 基地に戻り、態勢を整えて殺人レーザーの前に座り、マイケルを待ち構えるボス。 マイケル戦闘機が飛んで来た！ それを迎え撃つボス！　ボスの放ったレーザービームがマイケル戦闘機に命中！ ドッカ――ン！ 力なく墜落してゆくマイケル戦闘機。 岩場の底深く墜ちていく…。 もはやこれまでか?! いつの間にか駆けつけた男の子たちに囲まれ、泣きながらマイケルの姿を目で追うケティ。 マイケルを打ち倒したボスは、次に子供たちに狙いを定めた。 殺人レーザーの照準をケティ達に合わせ、発射ボタンに手をかけようとするボス。 このまま子供たちも殺されてしまうのか！ 絶体絶命の危機！ ボスが発射ボタンを押そうとしたその瞬間、猛烈な勢いで底から飛び出してきたマイケル戦闘機。 彼は生きていたのです！ まっしぐらに敵ボスへと突っ込んでいくマイケル戦闘機から、マイケルの顔がゴーストのように飛び出し、怒りに満ちた表情で 「ワァォ――ォォッ」 と叫んだのです。 （これが武器なのね） 大音響とともに砕け散るボスとその基地。 しかし、子供たちに正体を知られてしまったマイケルは （彼は異星人だったのです） 、宇宙戦闘機の姿のまま子供たちに別れを告げ、去って行ってしまったのです。 ポツンと残された子供たちの悲しそうな顔。 街の片隅にうずくまり、マイケルを想って泣いているケティ。 道端でうなだれている男の子たち。 ショーンの手には、マイケルを偲ばせる流れ星のカード。 風のいたずらか、ショーンの手からふわっと宙に舞った流れ星カードが、不思議なことにキラリッ☆ と輝いたのです。 振り向くとそこには信じられない事が！　マイケルらしき人影が立っていたのです。 　「Michael！」 駆け寄る子供たち、歩み寄る人影。 やっぱりマイケルです！ 　「帰って来たんだね！」 子供たちの声にはにかみながら頷き、力いっぱい抱きしめるマイケル。 全ての困難を乗り越え 再び子供たちの元へと帰って来たマイケルの、力強く優しい爽やかな笑顔。 子供たちを伴って、ニコニコと弾むように酒場へ向かうマイケル。 　「Are you ready ?」 　「Yeah！」 いたずらっぽく子供たちを見て、酒場のドアを開けるマイケル。 まばゆい光とスモークの中へ。 肩を抱き合って寄り添うように入っていくマイケルと子供たちだった 　　 。 観終わった後に、はぁ～～っと溜め息が出てしまいました。 感動すること請け合い！　本当に素晴らしいムービーです。 top▲

配給元・東宝東和（株） インタビュー　
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――	サントラ盤の発売予定はありますか？
TM	まだ発売日は未定ですが、EPICから出ると思いますよ。
――	ビデオ化の予定は？
TM	ビデオは、まず出ないでしょう。 少なくとも１年は無理ですね。 『E.T.』 のように何年か過ぎてから…　出るとしたら、その頃でしょう。 【※編集注 - この3ヶ月後 '88年12月9日、BADツアー再来日に合わせてビデオ緊急発売 】 　当初、家庭でMOONWALKERが観れた唯一のソフト（プロモ用LDシングル）のプレゼント企画
――	上映時間はどのくらいですか？
TM	まだ未完成なので、１時間半になるか２時間になるか、はっきり判りません。
――	他の映画と同時上映になるのですか？
TM	いえ、全国どこでもマイケルの１本立てです。
――	公開日はいつですか？
TM	東京・大阪が （'88年）10月29日，他の地方は約2週間ほど遅れます。 名古屋地区は11月12日です。 　もちろん三大紙での全面広告も有。 その基本デザインは、冒頭・左のフライヤーとほぼ同じ
――	劇場でのマイケルグッズの販売はありますか？
TM	ポスター，パンフ等いろいろ販売されます。
――	試写をご覧になった方々 （マスコミ関係者，劇場主） の反応は？
TM	上々です。 評判が良くて、試写後に上映を決めた劇場も多いですよ。 マスコミの方の評判も良いようです。
――	ご自身のご感想をお聞かせ願えますか？
TM	正直言って、マイケルの映画って聞いた時は、一部の音楽ファンやマイケルファンにアピールする程度だと思っていたのですが、試写を観て驚きました。 これなら、小さなお子さんから年配の方まで全ての人に楽しんで戴けますね。 お正月映画にしても良いくらいですよ。 よく出来ていますね。 さすがにエンターテイメントの世界が長いだけあって、見せ場を心得てますねマイケルは…。 手法としてはMTVのビデオクリップのような作り方をしていますし、映像もビデオクリップのような感じですが、これなら90分でも120分でも充分観賞に耐えられます！ 本編では、ビートルズ・ナンバーをマイケルが歌っていたり、ジョン・レノンの遺児ショーン君の出演もあって、話題性も充分です。 大変楽しみですね。 ヒットすると思いますよ！
――	どうもありがとうございました。

'88来日キャンペーンで、EPICの全マイケル関連CDアルバムに特別優待割引券がついた 　私たちが感じたところでも、一緒に観た方々の反応は良いようです。ところどころ見せ場となるシーンでは、会場のあちこちで 「ほぉー」 「オーッ！」 と声が出ていました。 　Ｍ崎氏がおっしゃったように、私たちファンはもちろん マイケルに興味のない子供さんや大人の方までが充分に楽しめるムービーです。 そう、『E.T.』 のように…。 　さぁ皆さんもじゃんじゃん宣伝しましょう！ 興業成績が良ければその分長く上映されます。 　ビデオ化の可能性が薄いそうなので、何度も何度も観てしっかり脳裏に焼きつけておきましょうね！ 　個人的な感想としては、 「マイケルって凄い人なんだ！」 と改めて感じたりして…。 　彼は、子供たちあるいは童心を失っていない人たちが何を求め感動するかを、しっかり掌握しているんですよね。 決してオーバーでなく、マイケルはウォルト・ディズニーになれる人だと思いました。 　わずか13分の試写でこれほどの感動を与えてくれた作品、本編ではどんなに素敵な感動を与えてくれるのか、楽しみでなりません。 top▲

≡　リバイバル 2009-2010　≡

2009年7月31日(金)より、ジュピターエンタテインメント(株) は、J:COMオンデマンドで映画 『MOONWALKER』 を緊急配信。 視聴可能時間は通常作品の倍の48時間に設定し、視聴料金は315円（税込）。 10月22日、ワーナー エンターテイメント ジャパン(株) は、11月7日(土) より全国の劇場で映画 『MOONWALKER』 を デジタル上映すると発表。 「デジタル上映対応のシネコンで、高品質HD映像と迫力あるデジタルサウンドともにマイケルの勇姿がよみがえる」 と謳った。 当初は63館としていたが、その後66館・もしくはそれ以上に拡大。 鑑賞料金は 1,000～1,200円だったが、1,200円の109シネマズでも同時期上映の 『THIS IS IT』 の半券提示で1,000円に。 ２週間限定上映とされていたが、劇場によっては延長され、新宿ピカデリーと渋谷シネパレスに到っては12月18日(金)までと予定の３倍＝６週間のロングラン上映となった。 ＜ クリックするとウラ面が大きく表示されます ＞ 2010年1月20日、初回生産限定特別ジャケット仕様のピクチャーDVDを発売。 1,500円。