HIStory World Tour Begins !
來源:mjfcmoonwalk.com
白いパラソルを差し、赤のミリタリー調の上着姿でにこやかにタラップを降りてくるマイケルは、ファンの熱烈な歓迎を受けました。 最近ではタラップを使うことってあまり無いのでファンにとってはおいしい光景なのですが、私たちにとってはプラハに着いた時 すでに両手は地元新聞で埋まっている上、荷物も持ちながらのタラップを降りたり階段を上ったりはキツかった! マイケルはハヴェル大統領とプラハ城で会見し、その後、お城の中を案内されました。 プラハ城はコンサート会場に比較的近い小高い丘の上にあり、夜になるとライトアップされた美しくメルヘンチックな姿が 街の到るところから見ることが出来ます。 もと劇作家のハヴェル大統領は、ロック等の音楽にも詳しいということだが、マイケルの音楽は好みではない事を認めている。 しかし、社会現象としてのマイケルに大変興味があるということで、直に会って とても嬉しそうだったという。
さっそく街のオモチャ屋さんへお出掛けしたマイケル。 この日は赤いシャツに紺の短い上着,黒ズボンに黒マスクです。 同行した子供やステージに出る子供たちにもプレゼントしたのかなぁ。 どちらにせよ、ネバーランドのお家の子供用のお部屋は、世界各国のオモチャが着々と増え続けているはず…。 オモチャたちは、同じ日に訪問した子供病院へ贈られたもよう 空港から街の中心部まで、タクシーで20分位。 ものの5分も走らないうちから、道路の左右に畳3枚分ほどの大きなポスターが目に入り始め、中心部へ向かうにつれて大小のポスターがドカドカと貼ってある壁が現われる。 夜、街を歩いていると、等身大のDANGEROUSマイコーにあちこちで遭遇できて嬉しい。 地下鉄では、駅員のおばちゃんがマイケルのチラシを配っていました。 ウラ側を開くと、地下鉄MAPになっている。 タダなので 2~3回行って 5~6枚ゲット。 でもそれ以上はくれなかった; タワーレコードをはじめ、大小さまざまなCDショップのウインドーや店内はマイケル一色にディスプレイされている。 『BAD』アルバムも山のように出されていて、結構買う人がいる。 裏道を歩いていたら、ここにもマイケル見ーっけ!! 小さなスピーカーを左右に置き、間に張った1本の糸に紙製人形を引っかけ、CDやテープでマイケルの曲を流すと ドラムやベース音の振動で、まるで曲に合わせてダンスしているかのように人形がヘラヘラと踊り始めるのです。 ボディは厚紙・足は太い黒糸です。 街の新聞スタンドには連日マイケルをフィーチャーした新聞・雑誌が現われる 気温10℃にもってきて、1日1回は雨が降る。 ホテル前でマイケルの帰り待ちをしている時も、雨・風・雷の3連発に遭ったけれど、誰もそこから離れる人はいなかった。 それをねぎらってくれるかのように、マイケルはルーフからサングラス無しで 超ノロノロ運転で手を振り、玄関で降りてもまた歩いてこちらへ戻ってくれました。 ホテル前は自転車よりも遅い速度で通ってくれる せっかく車で群衆をやり過ごしても むざむざと徒歩で戻るヒト (こんな有名人 他におるまい) ホテルの中へ入るのはとっても困難。 泊まり客のルームキーカードやマイケル側発行のパスを持ってないと無理。 でも関門を突破して中へ入れてもらえると、中は野放し天国。 ロビーでお茶している横をマイケルがスタスタと歩いている光景に出逢える。 私たちは、日本人観光客で○○ホテルに泊まっているが今夜はここのレストランにディナーを摂りに来たと言って、潜入大成功! ホテル内に消えてもすぐにバルコニーに出てきてくれます 巨大バナーのたなびくインターコンチネンタル・ホテル ホテルの側面にも、巨大ポスターがウインドーの中に飾ってあります。 スターリン像跡に建てられたマイケル像は、高さ15m。 小高い山の頂上から、マイケルのホテルの方向を向いて立っています。 コンサート当日、ホテル前~会場周辺は通行止めになるので、ホテルからは山に開けたトンネルを歩いて向こう側のコンサート会場へと抜けます。 連日、バックバンド・コーラス・ダンサーだけでなく マイケル本人もずっと一緒で、初日へ臨む気迫のほどが伝わります。 久しぶりで震えちゃうようなマイケルの生声とともに そのリハーサルの音は、川の対岸にある森のそのまた向こう側にある会場だというのにプラハの街じゅうに響き渡り、特にホテルの前では低音が体に響くほどの大きさ。 コンサート1回きりではなく “1粒で2度おいしい” グリコ状態でした。 特に、 "Thriller" の終わりの部分はしつこい位に繰り返され、私たちは冗談で 「マイケルってば "Thriller" 練習して来なかったのかしらねぇ」 と言ってたのですが、その理由は本番で確かめてみて下さいね。 このように連日熱いリハーサルが行なわれましたが、特に前夜は、外気温がお正月みたいに寒いのに夜中の2時を過ぎてもマイケルの声は鳴り止まず (プラハの人々は寛大ダッ!)、寒さと疲れで私たちの方がギブアップ。 一体マイケルは何時までやったのかしら?; それにしても、ルネッサンス風の彫刻が施された橋にもたれかかりライトで照らし出されたプラハ城が暗い森の中に浮かぶのを見ながらマイケルの生声を聴けるなんて、何かとってもゼイタクさせてもらってるみたいで、とってもとってもマイケルを身近に感じられ、幸せでした。 また、チェコ周辺の国から当日到着のファンをぎっしり乗せた長距離バスは、なんと40~50台。 川に沿ってそれらがズラーッと並んだ様子は壮観でした。 昼すぎ頃から、街じゅうのホテルから湧いて出てくるようにファンが出てきてはゾロゾロと徒歩で会場へ向かう列が夕方までずっと続き、周りがやっと暗くなる夜8時すぎには 13万人以上の人々で埋め尽くされました。 山を越えるために通るトンネル(車は通行止め) はメチャメチャ長く、やっと出口まで辿り着くまでに出会う海賊版Tシャツを売るお兄ちゃん達は数知れず。 トンネルを出た時には、両手いっぱいのTシャツが入った日本のスーパーの袋を持った自分たちになっていました。 まだこれからオフィシャルのパンフやTシャツを買わなければならないというのに…。 大型輸送機で運び込まれた機材は、10tトラック 20台分。 スタッフは、現地スタッフを含め 300人以上。 そのうち250人のスタッフは、ボーイング747型機で各国を回る。 ステージセットは 217t。 その組立に3日間・細部の調整に2日間・解体には丸1日かかるそうです。 ニュースレポートのため早々に集合し始めるTV局 今回のステージの特徴は、中央に1本短くせり出していて、両サイドはスピーカーの辺りまで細くステージが伸びていること。 マイケルが元気に歩き回ってくれれば、端の方でもおいしい時があるかも。 また、ステージ全体の上(屋上?)には、一見 石で出来たようなギリシャ彫刻風の像が横一列に何体か立っている。 いつもは後方中央にあるやぐらは左右2ヶ所に分かれて配置されていて、これはマイケルが乗るクレーンの都合のようにも思えます。 (おそれ多くも、クレーンは1周してくれちゃったんです) このプラハの広大な会場では、チケットで中に入った端っこの人と タダで外で観ている人のどちらも、同じ位にしか見えないのでした。 すべては初見。 高まる緊張を抑えて凝視 Intro Scream / They Don't Care About Us / In The Closet Wanna Be Startin' Somethin' / Stranger In Moscow Smooth Criminal You Are Not Alone The Way You Make Me Feel J5 Medley Rock With You / Off The Wall / Don't Stop 'Til You Get Enough Billie Jean Thriller Beat It Come Together / D.S. Dangerous Black Or White Earth Song Heal The World HIStory ステージについては ほんの10分の1くらいをお伝えしたわけですが、いま心から願うのは、マイケルが体調を崩さずこのままのメニューで東京まで来てくれて、みんなで感動を分かち合う事です。
・・・ END ・・・
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