( VOL.47 / Oct 1992 ) | |
マイケルがツアー開始前に直々に述べた時の言葉です。 |
Our children are the most beautiful, most sweet, most treasured of our creations. And yet, every minute at leat 28 children die. Today our children are at risk of being killed by diseases, and by the violence of war, guns, abuse, and neglect. Children have few rights and no one to speak for them. They have no voice in our world. God and nature has blessed me with a voice. Now I want to use it to help children speak for themselves. I have founded The Heal The World Foundation to be the voice of the voiceless : the children. Please, join with me and the children to help heal the world. Together, parents, communities, governments - all people of the world - we must put our children first. Finally and most importantly. I want to tell the children of the world : You are all our children, each one of you is my child, and I love you. |
子供たちは、全てのものの中で最も美しく大切な宝物です。 しかし1分間に28人もの子供が死んでいっているのです。 今般、子供たちは病気・戦争・銃・虐待・放置によって殺される危険に晒されています。 子供たちには語る権利は殆んどなく、それらを訴えかける大人もいません。 子供たちは世間での発言権がないのです。 神と自然は、僕に声を下さいました。 今こそ、その声を子供のために使いたいと思います。 基金を設立し、声なき子供… 彼らの声にしたいと思います。 皆さんも、私たちと力を合わせてこの世界を癒して下さい。 親・地域社会・政府・そして世界中の人々に訴えます。 まずは子供たちを最優先して下さい。 最後に、最も大切なことです。 世界中の子供たちに、こう話してあげたいのです。 君たちすべては我々の子であり、君たち1人1人が僕の愛すべき子なのだと。 |
'92年12月23日付の一般紙でも、上記抜粋のメッセージ広告が1面まるまる使って打たれた
Dangerousツアーは、今まで作られてきたショウの中で一番きらびやかなショウです。 |
= 『Heal the World基金』 活動の記録 = ( VOL.76 / Jun 1995 ) | |
『Heal the World基金』 は、子供たちの事を最も大切と考え、世界中の子供たちが今必要なものを速やかに供給できるよう努力しています。 |
1992年 9月30日 | ルーマニア・ブカレストの孤児院に、専用の児童公園を造りました。 それまでにも活動していた 『Heal the World基金』 が、この日をもって正式に発足。 |
11月24日 | サラエボの子供たちへ向け、『アメリケアズ』 と協力し、毛布・冬着・靴・医療品等の救援物資47トンを空輸しました。 |
1993年 1月26日 | 1月31日、カリフォルニア・パサディナ・ローズボウルでのNFLスーパーボウル(アメフト)のハーフタイム・ショウでマイケルがパフォーマンスを行なうのに先立ち、記者会見が開かれ、 『Heal LA』 を発表しました。 『Cities In School』 ,『Big Sisters』 ,『Big Brothers』 ,『The Best Foundation』 ,『Watts Health Foundation』 ,『The Partnership For A Drug Free America』 の協力を得て、ハーフタイム・ショウでは世界中の子供たちへ希望のメッセージを送りました。 |
NFLとスポンサーのフリト・レイ社から各10万ドル,ベスト基金から50万ドルが 『Heal the World基金』 へ |
2月 3 日 | 『HtW-UK』 は、セガ社の協力でコンピュータ・ゲームや備品を、イギリスの子供病院・子供のための施設・チャリティーに、総額108,000米ドル以上を寄付しました。 |
3月12日 | 『予防注射/子供の健康協会』 がアトランタで、『Heal the World基金』,ジミー・カーター元米大統領,『アトランタ・プロジェクト』 によって発表されました。 |
18日 | 都市のアンチ・ドラッグ・キャンペーンが、『Drug Free America』,『Drug Free CAL』,『The Best Foundation in LA』 と共に、『Heal the World基金』 と 『Heal LA』 によって始まりました。 キャンペーンは、若者たちのドラッグに反対する運動を補強するようなものとなりました。 |
4月26日 | マイケルは、予定されていなかったツアーを3日間行ないました。 『Heal LA』 はサウスセントラルLAで子供たちと交流を持ち、予防注射やドラッグの撲滅運動をしている人たちとの会議に加わりました。 |
5月 5 日 | 17,000人もの子供たちが わずか5日の間に予防注射を受け、その後を追跡するシステムも出来ました。 |
8月24日 | タイのペプシコーラ社と 『Heal the World基金』 は、マハ・チャクリ・シリントーン王女殿下が後援している 『Royal School Children and Youth Development Fund』(田舎の学校の子供たちの発育基金) へ、4万ドルを寄付しました。 それはタイの田舎の村の学校給食の計画をサポートしています。 |
9~10月 | 新しい救急車が、 『Heal the World基金』 とペプシコーラ・インターナショナルよりモスクワの 『Contacts One Independent Living Center For Children』 と、アルゼンチン・ブエノスアイレスの 『De Ninos Dr.Ricardo Gutierrez 病院』 に寄付されました。 |
10月 | さらに子供たちの健康を考え、10万ドルの補助金を 『The Children's Defence Fund』,『The Children's Diabetes(糖尿病) Foundation』,『アトランタ・プロジェクト』,『The Boys and Girls of Newark New Jersey』 に寄付しました。 |
12月 8 日 | 6万ダースのワクチンを、緊急に 『Republic of Georgia』 の 『Heal the World基金』 とともに、『ゴルバチョフ Foundation USA』 に空輸しました。 他の医療品も一緒にDC-8機でグルジアの首都トビリシに送られました。 |
15日 | 『HtW-UK』 は、イギリスを拠点として活動している福祉団体 『Operation Christmas Child』 と組んでイギリス救援物資を送りました。 物資の中身はイギリスの子供たちによって、かつてのユーゴスラビアの子供たちの為に運ばれました。 今回は、オモチャ・小さな贈り物・それにボスニアへの子供たちへの手紙の入った贈り物が10万個以上 用意されました。 |
1994年 1月17日 | 『Heal the World基金』 と 『Heal LA』 は、LAの地震で被害を受けた子供や家族のために、とりあえず必要な物資を集めました。 『Unihealth』 と 『LA Immunization(予防注射) Coalition』 と協力し、1ヶ月間、避難所やテント暮らしの子供たちを守るためにワクチンの供給を行ないました。 子供1人1人に対して長期間の観察のために新しく記録カードも発行されました。 また 『Discovery Toys』 と協力し、予防注射を受けた子供たちに配るオモチャを寄付しました。 85,000ドル以上が 『Heal LA』 を通じて、地震からの復興を目指して努力している一般の人々やLAやサンフランシスコ・バレーで長期間被災した人たちを世話している団体に配られました。 ジェネラル・エレクトリック社とともに洗濯機と乾燥機が、被災した人のために無料でランドリーを供給している25の団体に寄付されました。 Lover Brothers と Surl Wash とともに石鹸を提供し、家を失った家族のために無料でコインランドリーを開放する日を作りました。 また、『Heal the World基金』 のメンバーであり 『Heal LA』 の役員の1人でもあるエドワード・ジェームス・オルモスは、公共放送を録音して避難所を訪れ、地震について講義をしました。 避難所暮らしをしている400人以上の人が 『Heal the World基金』,『Heal LA』,『Salvation Army』 に招待され、ユニバーサル・スタジオで1日を過ごしました。 3週間以上もテントや体育館で過ごしていた大方の人たちにとって、避難所を離れるのはそれが初めてでした。 |
春・夏 | 『Heal the World基金』 は、『Heal LA』 をサポートするのにショービズ界の協力を得ました。 クリス・クロスは、『Heal LA Immunization Initiative』 に協力して "George C Page Children's Hospital Community Health Center" に患者を訪ねました。 レイヴン・シモーネとブライトン・マクルアは、『Heal LA Mentoring Initiative』 に協力して "Bancroft Middle School" に学生を訪ねました。 『LA United School District』,『Youth Services』,『I Have A Dream Foundation』,『Best Buddies』,『Overcoming Obstacles』,『CA One to One』 のプログラムと共に、『Heal LA』 は 2,000人以上の対象となる子供たちにジャネット・ジャクソンのコンサートや、NBAの "LA Laker Jam",ビーチボーイズのコンサートのチケットを配りました。 マイケルとリサ・マリーの寄付を受けて 『Heal the World基金』 は、 "トイザらス" と "アメリカンズ" の協力のもと、ハンガリー・ブダペストの2つの子供病院の子供たちにオモチャや食料を配りました。 このブダペストへの訪問中、マイケルとリサは "Budapest's Bethead a Children's Hospital" の 4歳の患者ベラ・ファーカスちゃんの肝臓移植の費用を寄付することを約束しました。 |
1995年 2月 8 日 | 『Heal LA』 は、『Community School / Safe Havens Initiative』 のカリキュラムとプログラムを拡げて、現在では10,200以上の家族が会員となっています。 |
3月11日 | マイケルとリサに肝臓移植を約束された4歳の少年が、ブリュッセルの "Cliniques Universitaire Saint-Luc" で移植手術を受け、成功しました。 この移植は、『Heal the World基金』 を通じてなされたマイケルとリサの寄付によって可能となりました。 |
4月17日 ~22日 |
『Permanent Charities』 と 『EC2000』 と共同で、『Heal the World基金』 は世界子供会議を主催し、子供や17ヶ国の代表の若者をLAに集めました。 それはアメリカ建国50周年を祝って1995年6月にサンフランシスコで開かれる世界子供サミットの予備会議でした。 出席者は、自分の国や地域で子供たちが直面している危機を話し合い、国連の歴史について勉強し、リーダーの研修会に参加し、世界子供サミットでのレポートの準備をしました。 【※ REPORT-2 “第2回 世界子供会議に参加して '95” 参照】 |
『Heal the World基金』 は 1992年9月 マイケルが、助けを必要としている世界中の子供たちに注意を集め素早い対応の努力をするために設立しました。基金はそうした努力が世界中の子供たちの環境や状態を改善していくと考えています。 |
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= 会誌のNEWSページより = | |
■'92年■
日本でも "ジャパンツアー記念" と銘打ち、限定ポスター付で税込各5,150円にて発売
マイケルに歌を披露したり握手をし、その後マイケルが設えた席でコンサート観賞 ■'93年■
■'94年■
「今回のこの屈辱をもってしても、マイケルが子供たちを愛し助ける事を止めることは出来ない。」 ■'95年■ ■'96年■ ■'97年■ ■'98年■ ■'99年■ |
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= 『Heal the Kids』 関連 = | |
■'00年■
■'01年■
マイケルは、最後にこう述べました。 「世界を癒しましょう。 苦しみに明かりを。 GOD bless you. ― I love you all.」 マイケルは大喝采を浴び、学長のニック・メイソン氏からも称賛されました。 ディナー・ゲストであるマイケルは、食堂への46段の螺旋型の階段を自力で登ることが出来ませんでした。 ディナーでは、鮭とニジマス,子羊といくらかのチキンを食べ、ワインは飲みませんでした。 |
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