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2013-09-20

HIStory Tour in JAPAN '96 ( 1 ) (日文)

HIStory Tour in JAPAN '96 ( 1 )

來源:mjfcmoonwalk.com

= 東京 TOKYO =

■12月11日■ 来日  
 指折りかぞえ、待ちに待ったマイケル来日の当日がとうとうやってきた!
 3年ぶり(だんだん間隔が短くなってる?!)5度目の来日。




12月11日 午後4時53分、成田空港701番スポットに到着したキングダム・エンターティメント機の中からビデオクルーやスタッフたちが出てきた後、一番後に現れたマイケルは約30人の報道陣に迎えられ移動のバスに乗り込みました。
 バスが発車する少しの間もマイケルはカメラに向かってピースサインを出したり、おチャメにおどけて見せたりとサービス満点。

 やがて午後5時42分 第2ターミナルBロビー出口、やっとやっとファンの前に出てきてくれたのです。
 「次はいつ会えるのだろう…」 と淋しく見送った3年前。そして今、目の前で再びマイケルをお出迎えできることの何て幸せなことか!
 ロープの外側で並ぶファン約500人、3年ぶり・お久しぶりの顔も見える警備陣約60人が今か今かと待つ中、マイケルはダブルのロングコート(これが眩暈する程かっこいい)で、ビデオクルーが掲げるライトに浮かび上がるようにして歩いてきました。


 …あとはもうグチャグチャ。
 「マイコー!マイコー!!」の叫び声とワーキャーの歓声とイワシの大群のような大移動!! かろうじて頑張っているロープとセキュリティーに守られた我らがマイコーも、一瞬床にずっこけ。(コケ方もかわいい)
 ウン時間待って、アッという間の出来事は終わり、これからマイケルと同じ空気を吸える夢のような毎日のスタートです。

ホテル 成田を出発したマイコーご一行様は渋滞なんてどこ吹く風、ハイスピードでぐんぐんホテルに直行。追っかけのタクシー達はゼーゼーハァハァで1~2台が何とかマイケルのホテル到着に間に合ったくらいです。
 マイケルの宿泊先は、いつもと同じ永田町のキャピトル東急ホテル10F。
マイケルが到着すると、こちらでずっと待っていたファン約300人、「歓迎マイケル・ジャクソン」の看板、1,000個のフウセン、ホテル関係者、そして8人の晴れ着で花を持った子供たちが一斉に出迎えました。
 車を降りたマイケルは両手一杯の花束を受け取りニコニコ。

 ひきつづきロビーで歓迎セレモニーが用意されていたのですが、マイケルはロビーで待っていたファンの歓声の中、そのままエレベーターに乗り10Fへ。

 これで今夜は終わりかと思いきや、まるで皆の歓迎ぶりにありがとうとでも応えるかのように、10Fにマイケルが消えて一息つく間もなく、
  出た!!
 マイケルが手を振っているじゃーないですかっっ!
 みんな狂喜乱舞! まるで酸欠のコイのごとく上を向いて口をパクパク。
 すっごくハッピーな気持ちに浸っていると、それだけでは終わらない・帰さないとでもいうかのように、今度はミッキーやミニーのXmas版ヌイグルミ攻撃だぁー。まるでサンタクロースのようなマイケル。正面玄関前庭の植え込みの中に落ちてきたため足をドロだらけにしてゲット!我がクラブのメンバーも3人ラッキーな人がいました。人形をキャッチ出来なくても、みんなみんな と  ってもハッピーでした。






■12月12日■ おでかけ その1 ― タワーレコード  




イベント マイケルは渋谷のタワーレコードを訪れ、同店の店頭にこれからシリーズで飾っていく予定の "有名人の手形" 第1号の原版を作るためのイベント(8Fで行われた)に出席し、ファンや子供達の前でごあいさつ。


 「みなさんこんにちわ。僕を(日本に)呼んでくれてありがとう。
 日本のファンをとても愛しているので、また来ることができたことをとても嬉しく思っています。」

 マイケルが手形を押す作業をし始めると、ファンの間から "You Are Not Alone" が口ずさまれ始め、しかもちゃーんとハモッてます。
 手型も無事終了。


 そしてまたマイクを持ったマイケルは開口一番、「みんなとってもすばらしいシンガーだね」。
 再びマイケルは日本に来ることができたお礼を言い、「マイコー I love you」の声に、
 「僕はもっと愛しているよ。ありがとう。」
と言ってその場を去りました。

お買い物 同じく渋谷のタワーレコードにて。
 8Fでのイベント終了後、多分マイケルは帰るだろうと考え正面玄関へまわったファンの予想に反してそのまま4Fへ。
 8Fの熱い雰囲気とは一転して、ここ4Fはピンと張りつめた空気で、とーっても静か。十数人のファンと関係者、ウエインとヤニックとビデオクルー全員が足音も聞こえないほど静かにマイケルのお買い物を見守っています。



物色中の真剣な表情

 店内には次々とマイケルの曲が流され、時おりマイケル側の了解を得てはそばに歩み寄るファンに、握手したりサインや写真に収まったり、また、マイケルのダンスを始めた男の子をじっと見つめ拍手をするシーンもありました。でも、(ファンは)特に追い出される訳でもなくビデオやカメラもOKで、マイケルが目の前にずーっと居る時って何をしたらいいのかボーッとしちゃうものです。後から考えるともったいなかった。

 たった30分のお買い物だったけれど、マイケルは棚をくまなくチェック。
 LD・CD・ビデオなど50点をお買い上げ~






■■■ コンサート ■■■






東京ドーム前 ―  左 : JR水道橋駅側 / 右 : 地下鉄丸の内線 後楽園駅側

 ショートフィルムの先駆けとなった "Thriller" は、マイケルの映像面での才能を知らしめた事でみんなも良く知るところです。
 マイケルの創り出す映像の完成度の高さ、何歩も先を行くテクニック。アーティストとしての才能溢れた作品を、今また私達は "GHOSTS" とオープニングフィルムに観ました。その大胆で繊細で感動的なステージを持って日本に来てくれたんです。

 毎回コンサート・レポートを書き続けてきました。でも自分の文才のなさ、ボキャブラリーの少なさで、"どんなに素晴らしいか" を書こうとしても、いつもと同じ表現になりがちで、へたすると折角のステージを縮小させてしまいそうでパスさせてもらいました。
 コンサートへ行けなかった人のために会誌を通じて伝えなければならないと思うのですが、何度も書いて言葉を使い果たした私たちより「ボイス」での生の感動の声と、このページの写真とを合わせてどうか感じ取って下さい。(※「ボイス」=会員投稿記事掲載コーナーの名称)




  • 今回の来日では、コンサートへの行き帰りもステージ衣装を脱いで着替え、ロビーを必ず歩いてくれ、できる限りの握手やサイン・手紙の受け取りなどをしてくれました。


  • 12月15日、ステージで着替えながら 「♪さくら~さくらぁ~ ウフッ」と言ったマイケル。かわいすぎるゥ~


  • 12月17日、マイケルの会場入りが午後6時50分頃と遅かったため、開演も少し遅れました。
    またこの日は6回のコンサートの中で唯一雨が降りました。

  • 12月20日、この夜マイケルが会場入りしたのは遅れに遅れた午後8時過ぎ。どうやら大遅刻の訳はSONYの会長夫人と話し込んでいたからだとか。
    この日はアリーナの空席を埋めるために、スタンド席の人をアリーナ席に移したという出来事もありました。

  • 12月26日、左側へ伸びているステージの柵を乗り越え、ギョッとさせたマイケル。


  • "Rock With You" / "Off The Wall" / "Don't Stop 'Til You Get Enough"
    ツアー・スタート時は歌われていたこの3曲は途中でカットされ(他に "D.S" と "Come Together")、その後オーストラリアで復活。
    期待で迎えた東京では歌われず、しかし福岡では2回とも歌ってくれたという 長年のファンをやきもきさせた3曲。

  • "Earth Song" で市民役(?)で出ている人々は劇団の人だとか。
    ある日クレーン上のマイケルを下から見上げたら、ズボンの股がパコッとほころびていて、次のコンサートではそこを白い糸で縫ってありました。 オーイ 何とかしてやってくれぇ~;



 曲 順
  1. Scream
  2. They Don't Care About Us
  3. In The Closet
  4. Wanna Be Startin' Somethin'
  5. Stranger In Moscow
  6. Smooth Criminal
  7. You Are Not Alone
  8. The Way You Make Me feel
  9. Motowm Medley
  10. Rock With You
  11. Off the Wall
  12. Don't Stop 'Til You Get Enough
  13. Billie Jean
  14. Thriller
  15. Beat It
  16. Dangerous
  17. Black or White
  18. Earth Song
  19. Heal rhe World
  20. History




■12月14日■ 窓  



この日マイケルは昼過ぎ頃から窓にお出ましデス。
 シマシマ模様のパジャマに帽子といった とっちらかった格好で、延々40分位 ファンを指差したり、もぐら叩き状態であちこちの窓から出たり入ったりして楽しませてくれたのです。

 "ジュース" というよりはカロリー・メイト的な栄養ドリンク。
 (ヨーロッパ[オランダ]ではツアー開始と共に一般に売られているのですが)14日に窓の下にいるファンに配られました。
 インターネットにも紹介が出ています。商品名「ミステリー」。
 (※現在は紹介されていません)






■12月16日■ おでかけ その2 ― 六本木Gigo  
 マイケルは夕方から午後9時頃までお出かけ。
 行き先は六本木の「Gigo」(セガのゲームセンター)で、一般の人と遊んでいたとか。人から聞いただけの話なので、その場で遭遇した人は教えて下さいね~!





■12月17日■  
 今回のマイケルはホントによく物を投げて下さる; よく、花とかTシャツとかサイン入りフォトとかを投げたって話は外国では時々聞くけど…。
 毎夜中1時~3時頃にかけて、マイケルは寒い中ずっとたたずんでいる10Fの窓の下のファンにタオルケットやバスローブ、バスタオルなどをよく投げました。
 そして17日には極めつけというか、何とケンタッキーのフライドチキンが降ってきたのです。ピローケースに入れて!
 ピローケースにはマジックで 「もしお腹が空いていたら食べてね」と書かれていて、2箱入っていました。
 マイコーごちそうさま! おいしかった!






 今回の来日に合わせ、クラブ主催者二人で 「クラブの10周年記念」にと個人的にジャケットを作りました。
 5枚の内の1枚をマイケルにプレゼントしたところ、マイケルは "これにサインして返さなければならないんだ" と勘違いしたようで、
 「とっても気に入ったので返したくない。他に同じ物があるならそれにサインするから…。
  それから、小さなサイズもあるのならもう少し欲しい」
とご所望(?!)
 早速着て歩いていた男の子(リトルMJ)と記念にパチリ!




 日本テレビではマイケルに 「日テレちゃん」 と言わせることに成功(?!)しただけでなく、フィリピンに居たマイケルを訪ね来日直前のインタビューを撮影。日本全国に放映されました。


  Q :フィリピンでの歓迎ぶりは?
  M:ずっとショウビズ界にいるので慣れていると思われるかもしれないけど、ファンからの愛情はいつも
    新鮮に感じられます。
  Q :父親になった心境は?
  M:ずっと子供が欲しかったんです。12人いてもいいくらいです。大好きです。
    子供達の存在そのものが、僕にとっては世界を信じていける唯一の希望なんです。
  Q :日本のファンに一言。
  M:日本でのコンサートを楽しみにしています。皆さんの愛を感じられると思います。
    僕は日本の皆さんが大好きなんです。お会いできることをとても楽しみにしています。


各書店ではマイケルの楽譜本やエイドリアン・グラントの和訳本が店頭に並んだ。
写真は東京ドーム下の山下書店


■12月18日■ おでかけ その3 ― SONY本社・SEGA本社  
 この日は一日中外出。
 まず品川にあるSONY本社に向かいレセプション。そこでアルバム「HIStory」に対するプラチナディスクの賞を受けました。その後すぐ近くにある別のSONYの建物に立ち寄りました。

 そこを後にして羽田のSEGA本社に到着したのはもう夕方の4時でした。
 タクシーでついてきたファンは、ひたすら建物のそばで "待つ" 1日です。SEGAの前で待っていると、マイケルの衣装を持って中へ入っていくスタッフが…。

 結局夜10時頃まで撮影していたそうで、その夜 予定ではお台場にあるSEGAのアミューズメント・パーク 「東京ジョイポリス」 を訪れることになっていて、現場でも受け入れOKに準備されていたのですが、午後11時に "マイケルがお仕事で疲れちゃった" ということでキャンセルの連絡が入りました。





■12月19日■ おでかけ その4 ― GHOSTS上映会 withマイコー  




 マイケル側の 「ファンと一緒に "GHOSTS" を観たい」 という申し出は、19日に有楽町マリオンで実現されることになり、12日タワーレコードでのイベントに参加できたファンを含め約200人がマイケルと一緒に "GHOSTS" を楽しめたのです。

 午後9時30分過ぎ 2Fのバルコニー席に現れたマイケルは、ファンの声援に応えて座っては立ちを繰り返し、何度も何度も応えてくれました。


2Fバルコニーに現れたマイケル。2F席には芸能人の観月ありささんや水野真紀さんも


 映画が始まると、都内で既に試写を観ている人も多いせいか、マイケルが 「Is it scary ?(まだ怖い?)」 と訊くシーンでは会場から 「No !」 と大きなお返事。曲が流れ始めれば手拍子、字幕スーパーがなくってもゲラゲラ笑ったり怖がったり…
 こんなファンの反応をきっとマイケルも喜んでくれたはずです。


 来日に先がけて東京では計4回の試写会があった(12月2日・3日・5日・9日)


 映画が終わるとみんなバルコニーに向き直り、尊敬と感謝をこめてスタンディングオベイションでお見送りしました。

 2Fから姿が消えた後はみんなボヨヨ~ンとしていました。

 この日ホテルの4Fは、昼過ぎから "ゴースト" がウロウロ。まるで日本ではないみたいでした。
 エレベーター前のロビーではフォトセッションが行われ、次々にゴーストが現れ、たまたま4Fの部屋をとっていた私達もミーハーして1枚!
 4Fの一部屋を急遽メイクアップルームにしてバッチリ準備が出来上がったゴースト達は、夜の上映会で入場してくるファンにおどけて駆け寄り、カメラに収まり、会場内を縦横無尽に走り回り雰囲気を盛り上げていました。


ステージ前で報道陣にポーズをとるゴースト達






■12月同日■ おでかけ その5 ― 東京ジョイポリス  



有楽町マリオンを出たマイケルは、そのまま昨晩行きそびれたジョイポリスに直行。
 午後11時に閉館し、一般駐車場の客が出払うのを待って従業員用の入口から入庫。マイケルは貸し切りで約2時間ほど中で楽しみました。

 午前1時頃出てきたマイケルはホテルに向かい帰途につきましたが、その時一緒に走ったのは私達のタクシーとMJJのロゴがディスプレイされた車、そして(多分)追っかけているらしいミニワゴンの3台というおいしい状態。ただマイケルのバンと並んで走っているだけでも幸せ一杯なのに、マイケルはわざわざ窓を開けてくれている!
 なのに私達ってばこんな時に限ってマイケルの車が横に来ると、とりあえず 「キャーマイケルゥー」 と車内で叫び、バッグをまさぐっては 「何もない」 と吠える繰り返しで、あんなに待ち時間もあり お店も近くにあったというのに余りにも間抜けで、その情けなさにお腹を抱えて笑い転げている様子を、窓を開けてくれたマイケルからは どんな光景に見えていたのでしょう。

 そんな風にして1時半頃、マイケルとほぼ同時に(タクシーを)降りると、ロビーには大勢のファンがマイケルお出迎えで待っていました。
 その時もワラワラとビデオカメラの録画ボタンを押したつもりが逆だったりして…;







■12月21日■ おでかけ その6 ― 東京ディズニーランド  
 マイケルにとっては久々の東京ディズニーランド行きです。
 夕方4時半に出かけるはずだったのが少し遅れてしまい、午後5時10分頃ホテルを出発。リトルMJくんは、この日も贈呈したジャケットを着てくれていました。

 ディズニーランド入口では、マイケル一行の車を先頭にファンの乗ったタクシー十数台も、今夜これから起こりそうなディズニーの中でのことを心に描きながらルンルンで大名行列のようにして走っていきました。
 ところが、ファンは通常の入口から・マイケルは別の所から入った途端、あの広いTDLの中で "マイケル探し" になってしまいました。
 なかなか見つからないはず… 今回のマイケルはTDLの地下通路(地下は地下で1つの街のように車も走れる道路があると本に書いてあったけど)づたいに移動。 "○○アトラクションに現れた!" と判るのは、マイケルがその場を去った後。
 かろうじてラッキーな何人かのファンが、「カリブの海賊」 や 「イッツ・ア・スモール・ワールド」 でマイケルを見たり、握手をしてもらったり出来たそうです。

 私達もついでにペンライトを買ってホテルへ帰りましたがマイケルは既に到着していて、ロビーでは待ちかねたファンに取り囲まれながらエレベーターに乗ったそうです。





■12月22日■  
 富士急ハイランド行きの話も飛び交いましたが、結局この日は外出なし。





■12月23日■  
 目黒のスタジオでレコーディングをしていたという話を聞きましたが未確認。





■12月24日■  
 24日間の長い滞在を終え福岡へ発つ日です。
 朝からファンがロビーへ集まり、午後12時半頃マイケルはロビーで熱烈な見送りを受けて、(プライベート・ジェット機を駐機している)成田に出発しました。





この日、先日プレゼントしたジャケットのお礼にと、10Fで私達の同じジャケットにサインをしてくれました


マイケルの部屋のドアには赤ちゃんの写真とイラストがセロテープで貼ってあった



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